到着後の手続き

<2016-17年 DEFLE交換留学生のOzakaさんによる投稿>

フランス到着後に必要な手続きについて説明します。フランスにきてすぐのころはとにかく手続きに追われて苦労した記憶があります…ほかの日本人留学生と手続きでの苦労話で盛り上がるほどフランスの手続きはややこしいです(笑)スムーズに問題なくできた!なんて人きいたことないくらいなので友達とも協力して一つずつこなしていきましょう(^o^)

到着後に必要な主な手続きは

・銀行口座開設

・携帯電話契約

・移民局への申請

・CAFへの申請

・TBCの年間パス購入

などがあります。それぞれの手続きは関連しているので(例えばCAFの申請には銀行口座や移民局でもらう滞在許可証が必要など)各種手続きについて、手続きした方がいい順番に①~⑤まで説明していきたいと思います。

①TBCの年間パス購入

まずはTBCの年間パスを購入することをお勧めします!TBCとはボルドーのトラム、バス、船、レンタサイクルを運営している会社です。サンジャン駅やTBCの窓口があるところで一年間乗り放題の年間パスを買えます。窓口で申請用紙を記入し、パスポートと証明写真(サイズ規定なし)を提示するとその場で作ってもらえます。28歳以下の人は219€で購入できます。トラムに乗る機会は多いので先に買っておくとお得です(^^)

【必要なもの】

パスポート、証明写真、219€(28歳以下)

※ちなみに証明写真を忘れるとその場でものすごく画質の悪いカメラでパシャっと撮られます。いつの時代?みたいな写真になるのでご注意を←経験者(*_*)

②携帯電話契約

手続きを進めていくうえでフランスの電話番号を求められる機会がよくあります。手続きのためだけでなくWi-Fiのないところで友人と連絡を取るためにフランス用の携帯があると便利です。

私はfnacという電気屋さんで一番安い携帯の本体のみを20ユーロ弱で買い、Freeという携帯電話会社でSIMカードを購入して使っています。私の契約は月2€でSMS使い放題、電話は月二時間以内の制限付きでSMSも電話もフランス国内のみ使えます。お金はSIMカード購入時に提示したクレジットカードから毎月自動的に支払われています。SIMカードは機械に名前や住所などの必要事項を打ち込むだけで簡単に変えました。待ち合わせの時などにしか使わないので最低限の機能で足りています。

またほかにもSFRなどの携帯会社で携帯本体を買い、プリペイドで支払っているという友人もいます。プリペイドカードはスーパーで購入でき会社によって値段や契約内容は様々ですが三か月で10€ほどだそうです。FreeでSIMカードを買って契約するより値段は高いですがプリペイドなので今月はいいや、というときは買わなければいいだけなので自分で調整できるのが利点かなと思います。

【必要なもの】

クレジットカード、住所(証明書は求められませんでしたが住所記入する必要があります)、パスポート(求められる場合あり。手続きのときはいつも持っていきましょう、念のため)

③移民局(OFII)への申請

VISAをもらっただけではフランスに滞在し続けることはできず、渡仏後3ヶ月以内に移民局での手続きを完了させ滞在許可証をもらう必要があります。(注:半年間の留学の場合は移民局での手続きが不要です。)VISA所得後、パスポートと一緒にOFIIの書類が返却されます。その書類の下半分を記入してボルドーのOFIIに郵送、もしくは直接持っていきます。

後日、私の場合は二週間後くらいにOFIIから召喚状と必要書類一覧が届きました。(届く時期は人によってばらばらで一か月、二か月後の人も!3ヶ月以内に手続き完了しないと不法滞在になると言ってる割には遅い…)その手紙で指定された日にOFIIへ行って健康診断を受けて手紙に書いてある必要書類を提出することで滞在許可証をもらえます。私の場合10時に召集されて11時半くらいには終わりました。またこの滞在許可証はCAFの申請でも必要となります。そしてそのために残念ながら半年留学の人はCAFの援助金をもらうことが出来なかったようです…(*_*)

私の紹介では3番目に書きましたが移民局は召喚状が届くまでの時間が読みづらいのでなるべく早く書類を出すことをお勧めします!

《移民局住所》

OFII BORDEAUX

55 rue Saint Sernin

33002 BORDEAUX

【必要なもの(健康診断で招集された時に)】

パスポート、証明写真(サイズ規定なし)、住居証明書、58€分の印紙(tabacで購入できます)

※住居証明書は入寮時に寮の窓口で発行してもらえます。

④銀行口座開設

CAFの申請のために銀行の口座番号、RIBが必要となります。

私はLCLという銀行で口座を開きました。LCLはボルドーに何軒かありますが学生が口座を開ける店舗が決まっているようです。住居証明書、在学証明書、パスポートを提出し、支持された通りiPadに必要事項を入力していきました。(在学証明書:DEFLEの場合入学後の説明会で各自入学登録手続きをするよう指示されます。そこで手続きを完了させると在学証明書がもらえます。この証明書がもらえるまで日数がかかるので④にしました)

後日手紙が届きそれを持って銀行へ行くとカードがもらえその場で50€ほど口座に入れました。毎月2€ほど維持費?がかかりそのお金は口座から引き落とされるため最低限の額は口座に入れておかないといけないからです。

私は口座番号を手続き用に提出するためだけに開設したためこのカードはほとんど使っていません。正直なぜ銀行の口座番号を提出する必要があるのかよくわかりません(-_-)CAFの補助金もこの口座に振り込まれるわけではありません….。

他にもla poste という郵便局で口座を開設することもできます。が、私の場合、手続きに行ったところ、ある程度の収入がないとダメだと言われ奨学金をもらって生活しているため自分の収入はそれだけだと説明するとその奨学金を毎月フランスの口座に振り込まれるようにしないとダメだと言われました。奨学金は日本の口座に振り込むよう申し込んでいたのでそれはできないというとじゃあ開設できない、と言われました(T_T)とはいいつつも、奨学金をもらっておらずあらかじめ最初にまとまったお金を預けるだけで口座開設できたという人もいます。la posteがいい!という方はぜひ受付で詳しく聞いてみてください(T_T)

他にも多くの日本人学生が利用しているのがSociété Généraleという銀行です。開設の仕方はほぼ同じですがこちらはトラムの乗り場近くにも店舗があるので行きやすいです。

場合によっては口座開設前に予約が必要なこともあります。銀行の手続きは最初難しいと思うのでフランス人の友人に手伝ってもらえるといいですね(^.^)

【必要なもの】

住居証明書、在学証明書、パスポート、(最初に預けるまとまったお金、50€くらい)

⑤CAF(住宅手当)の申請

最後に待っているラスボスがCAFです!CAFというのは政府が学生の家賃の何割かを負担してくれるという大変ありがたいシステムです。しかしこの申請が、まぁよくわからない。(笑)私はフランス人の友人に手伝ってもらいながら何とか登録できました。少し記憶が定かでないところもあるので手続きの手順を詳しく、というよりは必要な書類は何か、どのくらい負担してもらえるのかなどについて書きたいと思います(^_^;)

まずCAF申請に必要な書類は住居証明書、銀行口座RIB、パスポートコピー、滞在許可証、戸籍です。今年度留学した学生たちを悩ませたのがこの戸籍、です。留学前に聞いていた話では、戸籍謄本もしくは戸籍抄本もしくは出生証明書のフランス)語訳(大使館のホームページに翻訳会社リストがあります)が必要だと聞いていました。私は留学前に日本で戸籍謄本を取り寄せ翻訳してもらい、そのフランス語訳をCAFへ送りました。ところが後日、「戸籍のフランス語訳だけでなくて母語で書いてあるものも送ってください」という手紙が届き原本のコピーを郵送。それからまたしばらくして今度は「あなた個人の戸籍のフランス語訳と母語バージョンを送ってください」という手紙が来ました。いや、戸籍謄本送ったんだからそこに私個人の情報も載ってますよね??(o_o)と思いましたが両親に連絡し戸籍抄本とそのフランス語訳を依頼するようお願いしました。

正確に言うとCAFは出生証明書を要求しており、それは日本の戸籍の証明があればパリの大使館で発行してもらえます。しかし問題なのは日本には「出生証明書」というものが存在しないため日本語バージョンの出生証明書というものは提出できないんです!なんとも無理難題です…(-_-)

とはいえ結果、戸籍抄本とその訳を郵送したところOKがもらえたので結果オーライです!!(^_-)

これは今年から変わったのかよくわかりませんが戸籍抄本、謄本両方必要になる可能性があります。しかし翻訳にもお金がかかるのでもしCAFに要求されたら用意する、要求されなかったらラッキー☆というのでもいいかもしれないですね(笑)

負担してもらえる額は私の場合、village3の243€の家賃のうちの93€ほどです。つまり実質毎月の家賃は150€です。手続きを完了させた次の月の支払いから適応され、お金が口座に入れられるのではなく受付で支払うときに家賃が減額されます。手続きが完了する前の分も負担してもらえます。私は9月分は家賃の全額を支払っていたので手続き後、10月の支払いが9月分の減額も含めて-186€となり57€だけ支払いました。急いで手続きを完了させなくても後々ちゃんと減額してもらえるのはありがたいですね(^O^) ただ手続きの完了が遅くなりすぎると手続き完了前の月の分の保障を全部してもらう前に帰国、となってしまう可能性があるので気をつけてください!そうなった場合後々現金で補助金を受け取れるのかどうかは謎です…(._.)

ちなみに私は滞在証明書は受け取りまで時間がかかったので先にCAFの登録を進めて後から郵送しました。移民局からの連絡がなかなか来ない場合は先にCAFの登録を進めておくというのも1つの手ですね(^_^)

【必要なもの】

住居証明書、銀行口座RIB、パスポートコピー、滞在許可証、戸籍(フランス語訳

<2017-18年 ボルドー大学留学生のMomoさんによる投稿>


ボルドー・モンテーニュ大学で院生をやってるmomoです。手続きの際に知っておくと便利な情報をお伝えできればと思います。

まずは携帯電話の購入をお勧めします。というのは、どんな手続きにも連絡先の記入が必要で、電話番号とメールアドレスの両方を求められる場合が多いからです。

私はFreeという携帯電話会社でSIMカードを購入し、SIMフリーのiPhoneに挿入して使っています。SIMロックのかかった携帯電話をお持ちの方は、こちらで通話・ショートメール用の機種を別に購入するのもありですね。


滞在許可証に関する大まかな流れは皆さんもご存知かと思いますが、日本でのVISA申請時にパスポートと一緒に返された書類に必要事項を記入し、OFIIへ提出します。私はボルドーに着いて2日目に直接届けに行きました(こちらの郵便事情はあまりよくないと聞いたので)。


パスポートの顔写真、日本で発行されたVISA、フランス入国日のスタンプが押されているページのコピーを添えて受付に出すと後日召喚状が届くので、明記されている日時(届いてから1週間~10日後くらい)に再びOFIIに行きます。


去年まではその場で健康診断の受診が必須でしたが、今年の1月から不要になったようです。私は9時半に召喚され、1時間もかからずに滞在許可証を受け取ることができました。召喚状が届くまでの期間は正直読めません。必要書類を期限内に滞りなく提出すること、そして日頃からよい行いを心がけることが大事でしょうか(笑)


こちらで住宅補助の申請をしたり、健康保険に入ったりする際には、戸籍謄本の原本とその翻訳の提出を求められます。

私は出国前にフランス大使館公認の翻訳会社で原本の翻訳を済ませたのですが、こちらに来てやり直しを行うはめに。

というのも、フランス国裁判所法定の法定翻訳家による翻訳の提出を求められたからです。

フランス大使館公認とはいえ、こればかりは通用しませんでした。これも運(?)によるのかもわかりませんが、はじめからフランス在住の法定翻訳家の方に依頼するのが確実かもしれません。

在フランス日本国大使館のHPで検索してみてください。ちなみに私はJIC翻訳事務所さんに依頼しました。


銀行口座開設について

私はCIC Sud Ouestという銀行で口座を開設しました。

LCL、Société Générale、BNP(Paribas)などいくつも選択肢がある中でCICを選んだ理由はとっても単純。大家さんに「CICの CHAPEAU ROUGE(通りの名前)支店は感じがいいよ」とお勧めしてもらったからです。

そういうわけでパスポートと大学・住居関係の書類一式を持って早速銀行へ。

受付で要望を伝えると、来週の○日○時にアポを入れておくからパスポートと住居証明を持って来てくださいとのこと。その場で開設できなかったのは残念でしたが、約束通り翌週に再び訪れるとすぐに案内してもらえました。

小さな個室に移動した後、担当のお姉さんが連絡先(住所・携帯電話番号・メールアドレス)など必要事項をパソコンに入力していきます。

パスポートと住居証明(私は住宅保険の証明を持っていきました)を見せ、いくつか書類にサインをしたら仮手続きの完了です。約1週間後に暗証番号が郵送で届きます。

あとは銀行でカードを受け取るのみです。入口付近の機械で預金すればすぐに使えます(ちなみに換金が必要な時はすぐ近くに両替所があります)。口座残高はネット上でいつでも確認できます。

私は家賃の支払いや住宅補助の振り込みなどに利用しています。家賃は毎月自動的に振り込まれるように設定してもらいました。

何かあれば担当のお姉さんに連絡すると対応してくれます。受付の人も預金の仕方を親切に教えてくれたりして、スタッフの感じがいいです。

手続きも今のところ滞りがありません。この銀行の支店に決めてよかったなあと思います。

以上が私の体験談です。ご参考までに!

ご質問がありましたらご遠慮なくどうぞ^^ naturalmomo100@yahoo.co.jp