フランスの病院は分業制
今日は医療通訳として怪我をされた患者様の病院付き添いに行ってきました。
なんと自転車にぶつけられ転倒、首の骨折を疑っての診察でした。まず大病院の救急に行ったのですが6時間待ちと言われ、翌日に内科を受診。
フランスでは病院、薬局、検査機関、治療と完全分業制。
今回のようなケースも、まずは内科を診察、レントゲンは医師が必要と判断した場合のみ、別の場所にある検査機関に行く流れとなります。
フランスでは、自転車は基本、車と同じ扱いで、車道を通ることになっていますが、自転車マークがあるところは歩行者より自転車が優先ですので、皆様くれぐれもご注意ください。
ボルドーの川沿いは特に気をつけてくださいね。
また、フランスの救急は日本と違って待ち時間が非常に長く、日本の感覚で行くと大変な思いをするので注意が必要です。
重体じゃない限りは優先に診てもらえず、病気や怪我の苦しい状態なのに平均4~6時間とかなり待たされるので、あまりおすすめできません。(もちろん緊急時は別です。救急車は電話"15"で呼べます)
その代わりにSOSmedecineという、夜でも休日でも往診してくれるサービスがあるのでそちらを利用する手もあります。
先週の世界の日本人妻は見たという番組はボルドー特集で、病院分業制のことも説明していたのでリンクしておきます。私も少し出ています^^
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