ボルドーワインの選び方
スーパーのワイン売り場、さすがボルドーなだけあって、すごい数のワインが並んでいますよね!
よく「ワインの知識がないので、どうやって選んだらいいのか分かりません..。」と学生さんから質問を受けますので、今回はワイン初級者向けに、ボルドーワインの選び方を書いてみようと思います。
★ポイント1
まずは、ラベルにAOC(A・O・C=Appellation d'Origine Contorolee)と書かれているところを見ます。ここに生産地が書かれていて、たとえば「Bordeaux(ボルドー)」などの地方名、「Médoc(メドック)」などの地区名、「Margaux(マルゴー)」などの村名が入ります。
AOC生産地の表示が許されるには、様々な規定をクリアしていないといけないので、ここに書かれている区域が狭ければ狭いほど、ランクが上のワインということになります。
たとえばボルドーなどの地方名より、マルゴーの村名がランクが上、ということです。
上の地図でも分かるように沢山のアペラシオンがあり、地域によりワインの味に特徴があるので、
まずは違うアペラシオンのワインをいくつか試してみて、自分の好みのアペラシオンを見つけるのが一つだと思います。
ちなみに私が好きなのは、
Pessac Leognan ぺサックレオニアン
Graves グラーブ
Saint-emilion サンテミリオン
Margaux マルゴー
Pomerol ポムロール
もちろんこれは個人の好みですから、もし迷った時の、参考程度にしていただけると嬉しいです♪
★2つ目のポイント
millesime ミレジム(ヴィンテージ)
ワインは自然の産物。同じシャトーでも、その年の天気や気温によってワインの出来は当然違ってきますので、いい年のワインがあればそれも選ぶ基準になります。
今スーパーでよく売りに出ているヴィンテージで良い年は、
2015年、2009年、2010年、2011年です。
参考サイト
★ポイント3
あとはどんな機会に飲むのか、プレゼントとしてどんな人に持って行くのか、その時の予算に合わせて選べばいいと思います!
ワインの世界は奥深く、学ぶことが沢山ありますね。
おすすめしたいのは、せっかくボルドーにいるうちに、一度はシャトー見学に行ってみてください。どのようにワインがつくられているか見学できて面白いですよ。
office de tourismeのバスツアーは安くて楽しくていい感じでした。フランス語の勉強にもなりますね!
ボルドーにはワイン関係者の方が沢山いらっしゃいますので、ワインのプロではない私がこのような記事を書くのはどうかと思いましたが、よく質問をいただくので、留学生活のお役にたてればと思い書いてみました。 日本人ワイン関係者の方、指摘点、アドバイスありましたら、是非お願い致します。
以下wikiのアペラシオンの説明。
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