vol.37 人生最大の遅延祭りは帰国の飛行機
こんにちは、harukaです。
留学生活も終わり、帰国日の出来事。
※帰国便の予定経由地:ボルドー→パリ→香港→中部国際空港
ボルドーメリニャック空港の始発06:15の便に乗り、
最後のホットショコラを機内の飲み物で頼み、
美味しいなあと思いながら、パリのシャルルドゴール空港へ。
そう、ここまでは良かったんです。ここまでは。
12月27日
06:15 ボルドー出発
07:40 パリに到着
さっきも言いましたが、ここまでは良かったんです。
08:30 次の便12:20のパリ→香港に乗るため待機
待機中はルンルンで免税店にてお買い物♬
12:20 ピンポンパンポーン
「電気・機材トラブルのため16時に時間を変更します」と遅延アナウンス
…まじかー。
16:00 ピンポンパンポーン
「電気・機材トラブルのため18時に時間を再度変更します」と遅延アナウンス
…ま、まじかー。
この時点ですでにパリの空港に10時間…。
そしてダメ押しの…
18:00 ピンポンパンポーン
「本日の香港行きの飛行機はトラブルのためキャンセルとします」と明日まで延期
…ま、ま、まじかー。笑
ここからが大変。
香港に行くはずだった200人近くの人々が(半分は中国系)、
一斉に荷物を取り出しに向かい、インフォメーションは大混雑。
この日は、空港側が無料で空港のホテルを手配してくださり、
その日の夜ご飯も翌日の朝ごはんもホテルで補償してくれました。
最悪空港に寝泊まりと考えていたので、有難い!
インフォメーションにちゃんと聞きにいって良かったです。
ていうか、もういいです。
そんなに時間かけて修理しようとしても直らなかった飛行機に、乗る方が怖いから、ええ、喜んで泊まりますよ(´;ω;`)ゆっくり修理してください。
12月28日
このような張り紙をされていたので、↓↓↓
※15時20分発の飛行機に乗るために12時30分に5番ゲートに集合
11:00 ボーディング開始の12時半より1時間半早い11時に5番ゲートへ。
忙しそうに動き回っているスタッフさんを捕まえて、事情を説明。
12時半と言われていたから、ちょっとフライングだったので
相手にしてくれないかと思いきや、色々と調べてくれ、言われたひとことがこちら。
「残念だけど、あなたの飛行機は飛ばないわ」
え?????12時半ボーディング開始の写真を見せ、もう一度説明。
「ええ。その飛行機はキャンセルになったの」
…ま、ま、ま、まじかー。
「夜の最終便の飛行機にラストの席があったわ!!これに乗っていいわよ!!!」
…ま、ま、ま、まじかー!!!
「他の乗客の皆はこの便にすら乗れないから、あなたが特別よ」
ありがとうー泣
このスタッフさんのいう通り、12時半にアナウンスされた内容は、
「(昨日から遅延しているこの)飛行機はトラブルで完全キャンセルとなった」
「この日の他の便はすでに満席だから、
他の空港会社で席の予約を取り直してほしい」というものでした。
あ、あのあと一晩かけても直らなかったんですね…(-_-;)
仕方ないことでしたけど、みんな大ブーイングでしたね。
19:35 パリで無事に飛行機に乗る
19:50 あれ?おかしいな、飛行機が飛ばないぞ
20:30 1時間遅れで離陸…やばいやばい。
香港での乗り換え時間1時間半しかないのに!
12月29日
16:00 香港着(予定より一時間遅れ)…おわった。
なぜなら、手続きや検査もあるしもう乗り換え間に合わない。
半ば諦めて急いで外に出たら、名古屋行きの人こちら!と看板持ったスタッフが!
スタッフさんの全権限を使い、全ての手続きを最優先で通してもらい、
迷うことなく案内されながら名古屋行きの飛行機へ。
16:20 飛行機に乗る。離陸の5分前でした。
一応言っておくと、香港での乗り換えが20分でできたなんて奇跡ですから!!
あのスタッフさんが待っててくれなかったら、
香港で一夜を明かすことになっていましたね。
とまあ、ドタバタで、中部国際空港へ。
当初の予定よりも1日半ほど遅れで帰国することができそうです。
常にSNSで状況を残していたことから、
たくさんのフランス人日本人が心配して連絡をくれて、大変だったけどもほっこり。
最後の飛行機で、横に座っていた日本人が、
定刻より15分遅れてるなみたいな話をしていましたが、
こちとらパリで29時間遅れじゃあああ!なんて思いながら、
今、中部国際空港へ向かう飛行機の中でこのブログを書いています。
※大学の校閲の都合上、ブログ更新には大幅なタイムラグがあります。
今回の帰国、大変でしたが、良いこともありました。
パリで、日本に帰れない~どうしよって相談したフランス人のスタッフさんふたりが
「大変よね、これでご飯食べて元気出して!」と空港内で使える特別なチケットをくれ、
翌日の搭乗手続きのスタッフさんが偶然そのうちの1人で、
「また会えたわね!良い旅を!」と言ってくださりました。
あんなにたくさんのアジア人がいたのに私のことを覚えていてくれたのか!と、感動です。
わからない時は、待っていても誰も助けてくれないから、
自分から聞いて聞いて聞きまくって行動あるのみ!
と、この留学でしっかり学びました。
※後日談:結局香港→名古屋も一時間遅延したため、
総遅延時間30時間で帰国が一日半遅れましたとさ。
23:30 帰宅
以上、harukaでした。
名古屋外国語大学 公式ブログ【留学人のBLOG】:haruka
※vol.37は、公式ブログと一部内容を変更しています。
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