ワインの勉強① ぶどう編

Chateau Lagrange訪問で学んできたことを書いておきます!

まずはぶどうの品種について。

アペラシオン(栽培地区)を、「ボルドー」や「サン・ジュリアン」などと名乗るためには、特定の品種を使わなければいけないと決められています。

赤ワイン(赤ブドウ)

Cabernet sauvignon カベルネソーヴィニオン

Merlot メルロ

Petit Berdot プティベルド

などがあります。

メルロが一番先に成熟し、その次にカベルネソーヴィニオンかプティベルドと続きます。


カベルネソーヴィニオンはメドック地区とグラーブ地区の赤ワインつくりの主体となっていて、メルローはカベルネに比べてマイルドで果実味があるので、この二種をブレンドして作られることが多いです。

★カベルネソーヴィニオン

実:小さめ、皮厚め、種大きめ(成熟した種はアーモンドの香りがします)

葉:切り込みが深いことが特徴

好む土壌:砂礫の多い、水はけのよい土壌

皮がしっかりしているため、タンニンと酸がしっかり、骨格のあるワインができる。


★メルロー

実:大きめの粒、皮薄い →タンニンが少なく糖度の高い果実味のあるワイン

葉:大きい

好む土壌:粘土質、砂

高温は苦手で、早熟。



★プティ・ヴェルド

実、葉:果実は小さめ、タンニンが強い

ワインの味に複雑さ、奥行きを与える。黒胡椒のようなスパイシーな香り。

単一で醸造されることはほとんどないが、風味をプラスする役割。


葡萄の木は植えてから約50年ほど実をとります。

葡萄の質を維持するために、一本につき6~8房まで実を落とすので、葡萄の木一本に対し、できるワインの量は約0.8本。

ラグランジュでは、樹齢20年までの若い木からなる葡萄をセカンドワインに使い、20年~50年までをファーストワインに使います。

葡萄の木一本あたりが生産するファーストワインは、30年間でたった20本程度とすごく少ないのです。

ボルドーでは葡萄の木を植える際、1ヘクタールにつき7500~1万本を植えるという規定があります。

ワイン用の葡萄の木は、痩せた土地を好みます。痩せた土地では葡萄の木が栄養と水分を吸収しようと根を深く張るため深い土中から微量成分を吸収し、凝縮感のある良い葡萄ができ、ワインに複雑味を与えます。

ボルドーがワイン生産に向いている理由の一つに、気温の寒暖さが大きいこと(水の近く)があり、暖かい日中に光合成で生産された糖分が、夜寒ければ消費されず、濃厚な葡萄になります。

シャトーラグランジュは、「ティラヴィティス」terre vitisという自然にやさしい農業を実践しているシャトーに認証されています。ボルドー地区で38のシャトーのみだそうです。


具体的には、

1.農薬の使用を制限している。除草剤は使用しない。

例えば上の、ソーヴィニオンの写真に茶色の物体がぶら下がっているのが見えますが、この中には蛾のメスのホルモンが入っていて、蛾が「ここにはもう他の蛾が沢山いるから近づかないでおこう」と勘違いさせるそうです。

2.一部の区画では叢生栽培(そうせい):雑草を生やしておき、土壌の水分調整を行う

3.てんとう虫などの益虫を増やし、害虫を減らす

ということを実践しているそうです。


次は、ワインの造り方、醸造編を書きます!


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